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Y.O.
技術本部 成形技術部 第1成形技術グループ 2020年 新卒入社
内装部品の生産準備を担当しています。まず安定した生産を行うためのQCD*を満足した最適な工程づくりを行います。次に、成形条件を作り上げます。樹脂を溶かす温度や金型へ射出する速度、冷却する時間などを見極めます。最後に、出来上がった製品の外観や寸法の品質チェックを行います。お客さまの要求品質を満足する製品か自分の目で確かめます。成形条件で不具合の改善ができないと判断した場合、金型を改造して対応します。1つ1つの確実な仕事の積み重ねが、ものづくりにおいて非常に大切だと感じています。 *QCD:「品質(Quality)」・「コスト(Cost)」・「納期(Delivery)」の頭文字を取ったもの
分からないことを先輩や上司に聞くと、分かるまで丁寧に教えてくれます。まだまだ仕事に不慣れな点もありますが、チャレンジしやすい環境であり、自分の考えた条件で現場での試作トライをすることができます。難しいトライや上手くいかないときには、上司や先輩に相談して一緒に解決案を模索し、ものづくりを進めていきます。業務では、他部署だけでなく、取引先の金型メーカーや成形メーカーにも協力を仰ぎながら仕事を進めなければなりません。それぞれの考え方が違うこともありますが、正しい考えを伝え対応していく力が重要です。しっかりとコミュニケーションを取り、縦と横のつながりを大切にして業務に取り組んでいます。
仕事の魅力は、まだ世間が知らない新しい製品の開発に携われることです。自分が担当した自動車を見かけると、苦労した思い出がよみがえるとともに、お客さまに喜んでもらえる仕事ができて良かったなという満足感があります。次に、取引先のメーカーで試作トライをしたり、他部署のスタッフと不具合について検証したりと、人との関わりが深いところに魅力を感じています。また、金型を削ったり、シミュレーションや計算をして自分で考えた成形条件でトライしたりと、自分の手と頭を使って製品を作り込んでいくといった経験は大きな財産になりました。結果を次につなげていくことができるので、難しい製品にも挑戦できるようになり、どんどん面白味が増していっています。
今後は、現場でのトライの知見やノウハウをデジタルで蓄積・共有できる仕組みづくりに力を入れていきたいと考えています。特にデジタル帳票に有効なアプリケーションやツールを活用し、成形条件やトラブル対応の履歴を可視化することで、属人化の解消や業務効率化を目指します。現場の声を反映したDX活動を通じて、現場の改善と技術伝承を促進し、次世代のものづくりに貢献したいです。
ミーティング後、協力メーカーの元へ移動。
事前に上司と確認した内容に沿って成形トライアルを開始。 製品や金型に問題が無いか確認を行います。
出張時のお昼は弁当を持参します。
午後からお客さまへの納品用の物取りを実施。 成形条件が安定しているか、外観不良が無いか細心の注意を払います。
今日の目的と結果を担当者と打ち合わせし、次回の大まかな予定を共有します。
トライアル結果をまとめ、上司に報告します。 製品上問題がある場合は金型メーカーと修正日程の調整・目合わせをします。
今日は友人とゴルフの練習に!
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