長期ビジョン・中期経営計画

2024年05月20日 中期経営計画説明資料

長期ビジョン・中期経営計画の位置づけ

当社は、長期ビジョンとして2040年度の目指す姿を描き、長期ビジョンを達成するための具体的な計画として2027年度を最終年度とする中期経営計画を策定しました。

長期ビジョン

Vision 2040

当社は、2040年度の目指す姿として「Vision 2040」を掲げています。

事業ポートフォリオ

当社の主力事業であり社会課題解決へのニーズが高い自動車部品事業を中心として成長するとともに、自動車部品事業で培ってきた知見と技術力を活かし、新規事業として新たな樹脂分野にも挑戦していきます。

マテリアリティ（重要課題）

「Vision 2040」の実現に向けて「特に重要視」して取り組んでいく課題を整理し、4つのマテリアリティとして設定しています。

中期経営計画

「Vision 2040」の実現に向けた第1ステージとして、2024年度から2027年度の4年間を期間とする中期経営計画を策定しています。

目標とする経営指標

中期経営計画の最終年度となる2027年度に達成すべき目標として以下の経営指標を設定しています。
また、利益創出とサステナブルな社会の実現の両立を意識した企業経営の実現に向け、新たにサステナビリティに関するKPIを追加して推進していきます。

中期経営目標

指標	中期経営計画 最終年度目標（2027年度）
連結売上高	1,800億円
売上高営業利益率	7%
自己資本当期純利益率（ROE）	9％

サステナビリティに関するKPI

指標		中期経営計画 最終年度目標 （2027年度）
1）カーボンニュートラル	Scope1・2…CO2排出量（2013年度比）	45%減
２）D&I	女性管理職	13名（2023年度：6名）
	女性監督職	42名（2023年度：28名）
	男性育休取得率	90%（2023年度：46.5％）

キャッシュアロケーション

中期経営計画では財務パフォーマンスを向上させることを目指し、キャッシュアロケーションを設定しています。

中期経営計画の4年間で生み出したキャッシュを最適に配分し、将来の成長に向けた投資や内部留保と株主の皆さまへの還元を強化していきます。

株主還元

配当方針

当社は持続的な成長を可能とする収益力の強化とグローバル企業としての成長基盤を築き、企業価値の向上に努めてまいります。
株主の皆さまへの利益還元につきましては、経営の重要課題と位置づけており、将来の企業価値を高める事業戦略のために必要な内部留保を確保しつつ、連結配当性向30％程度を目安とし、連結純資産配当率（DOE）2.5％以上を目標に安定的・継続的な配当を行うことを基本とし、業績、配当性向などを総合的に勘案していきたいと考えております。

戦略

中期経営計画は、当社のバリューチェーンと連携させた4つの経営戦略を柱として推進していきます。

長期ビジョンで策定したマテリアリティの解決に向けた各施策をこれらの戦略と紐づけて進捗管理を行います。

顧客戦略

1. 樹脂による新たな市場開拓に向けたマーケティング
2. グループ全体の営業機能の強化

商品戦略

1. 樹脂による新たな価値創造（自動車関連/新たな分野）
2. システムクリエイターとして新たな価値を提供

ものづくり戦略

1. 次世代製品の品質マネジメント体制を実現
2. あらゆる変化に対応し、バリューチェーン全体で高効率なものづくりを実現

経営基盤戦略

1. 一人ひとりの個性を活かすひとづくり
2. 社員の健康維持/促進の取り組み強化（健康経営）
3. 公平、公正な事業活動とガバナンス強化
4. 地域との共存共栄
5. デジタル技術を活用した業務プロセスの改革
6. グループ連結経営の強化
7. 財務機能の強化