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ダイキョーニシカワ株式会社は、環境省地球環境局が主導し、京都大学や一般社団法人・産業環境管理協会をはじめ20の研究機関、企業等のサプライチェーンで構成される「NCV(Nano Cellulose Vehicle)プロジェクト」に参画します。
このプロジェクトは二酸化炭素削減を目的とし、セルロースナノファイバー(CNF)を複合化した樹脂材料について材料から自動車など最終製品までの一連の流れを俯瞰した評価を実施するものです。
記
1.セルロースナノファイバーの特長
セルロースナノファイバーとは、植物の細胞壁から抽出した繊維を補強材として用いることで、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を実現するものです。軽量で高強度であるとともに熱による変形が小さく、植物由来であることから環境負荷が小さい次世代素材として注目されています。
2.ダイキョーニシカワの役割
当社は当プロジェクトにおいて、セルロース繊維/樹脂複合材の成形及び評価を行います。
3.今後の推進
当社は樹脂製自動車部品の専業メーカーとして、自動車内外装やエンジン部品の樹脂化を促進する開発提案を進めてまいりました。今回のプロジェクトへの参画を通じ、より軽量で高い強度、さらに環境にやさしい製品づくりに向け、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
なお、「NCV(Nano Cellulose Vehicle)プロジェクト」の詳細については、環境省の報道発表(http://www.env.go.jp/press/103177.html)をご参照下さい。
プレスリリースはこちらをご覧ください。