ダイキョーニシカワ株式会社は、2025年5月21日(水)~23日(金)にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」および「人とくるまのテクノロジー展2025 ONLINE STAGE1」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展します。

当社ブースでは、「想いをカタチに。未来にやさしい樹脂創造。」をコンセプトに、「快適空間」・「環境」・「EV」の各カテゴリーで、新たな付加価値を提案する製品・技術の展示を予定しています。
展示品
「インテリアコンセプトモデル」の要素技術 快適空間 環境
“人とクルマを心地よく結びつけるインテリア”として、2024年にインテリアコンセプトモデル「C2035」を公開しました。その各要素技術をより具現化した技術を紹介します。

インテリアコンセプトモデル「C2035」
【空間づくり】
乗員の体調を感知し、地域廃材である瀬戸内レモンの果皮を使ったオリジナルアロマなどの中から、最適なアロマで快適空間を創出する「Scent Sync」。入射光を制御することで窓への反射を抑え、よりクリアな視界を生み出す「アンチグレアテクスチャー」で、快適な車室空間を実現します。

Scent Sync
(アロマディフーザー)

アンチグレアテクスチャー
【環境への配慮】
表皮を用いた加飾パネルについて、スラッシュ成形で加工することで、工数を減らし低コスト化かつ安定した固定を実現。また解体もしやすいため、ユーザーの気分に応じた意匠の着せ替えや水平リサイクルが可能になりました(フレキシブル表皮)。さらに、地域廃材である牡蠣殻、デニム、レモンをアップサイクルした樹脂材料と当社独自のテクスチャーを掛け合わせることで、インテリアにおける多彩な意匠性の提案と環境に配慮したものづくりにも取り組んでいます。(Material Library)

フレキシブル表皮
エコスマートバックドア 環境
「人にやさしい」をコンセプトに、環境に配慮した素材の使用や軽量・リサイクルを可能にする構造を採用しています。 また、キックセンサーを安全かつ確実に作動させる「インテリジェントキックセンサー」を搭載し、作動面でも人にやさしい設計となっています。

エコスマートバックドア
EV向け熱マネジメント技術 EV
近年急速充電による高電圧化に伴い、発熱量は増加傾向にあることから、熱害が懸念される製品
間での冷却ニーズが高まっています。そこで当社は蛇腹構造による柔軟性をもった冷却水パイプ
「フレキシブルインジェクションパイプ」と、熱の対流を阻害せず、材料の熱伝導率を最大限に活
かすことができる最適な形状を最小レイアウトで実現した「冷却バスバー」を提案します。

フレキシブルインジェクションパイプ

冷却バスバー
その他の展示品・技術 環境
・「サーキュラーエコノミー対応技術」
…ライフサイクル全体で資源を最大限活用する取組み
・「樹脂発泡技術の独自進化」
…発泡技術を応用し、意匠性と環境性へ適合させた外観製品
展示会概要
人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA
人とくるまのテクノロジー展2025 ONLINE STAGE1
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