健康と安全

基本的な考え方

当社は、「社員の安全・健康は事業活動の基盤であり全てに優先させ、人間尊重を基本とした危険・有害要因ゼロで、安心して活き活きと働き続けられる企業を築きます。」という安全理念の基、6つの安全方針を掲げ、安全衛生活動に取り組んでいます。社員が安心・安全に働ける職場環境づくりを進めることはもちろんですが、本社/本社工場への機能集約に合わせ、専属産業医や保健師の雇用を行い、健康経営に向けた活動にも積極的に取り組んでいます。また、関係会社を含め2度の火災を発生させていることを猛省し、防火パトロールの実施や万が一の有事の備えとして、消火器・消火栓や塗装工場専門の消火設備使用訓練を行っています。

安全理念

社員の安全・健康は事業活動の基盤であり全てに優先させ、人間尊重を基本とした危険・有害要因ゼロで、安心して活き活きと働き続けられる企業を築きます。

安全衛生方針

1.全員参加の安全活動

2.危険要因の徹底排除

3.安全な仕組みづくり

4.交通災害撲滅

5.衛生管理と健康促進

6.防災管理の徹底

推進体制

各拠点で労使が参加する安全衛生委員会を毎月開催し、安全衛生方針に基づく活動の進捗確認や現場の声 を吸い上げ審議する場としています。また、各拠点の活動内容を共有できる場として、最高責任者である安全 衛生担当の役員を委員長とした全社安全衛生委員会を毎月開催しています。

推進体制

全員参加の安全活動

ゼロ災害の実現に向けた活動として、2021年度から「安全衛生Grow-UP活動」を推進しています。安全・衛生・健康・交通・防火の5つのテーマを、個人から本部単位で評価・改善することで社員一人ひとりの成長を加速させる活動です。安全・衛生に関するテーマを網羅的かつ定量的に評価することで一年間の活動の成果と課題の見える化ができ、レベルアップにつながっています。

4段階の評価ステップ

4段階の評価ステップ

活動事例

リスクアセスメントの実施

リスクアセスメントの実施

職場の安全性を高める為、リスクアセスメント(設備・作業・化学物質)を実施しています。安全・安心な職場を阻害する危険要因をはねのけ、管理監督者を中心に作業者の声を踏まえながら活動を進めています。リスクアセスメントの対象は、既存の作業だけでなく、新設嫌の導入時や作業方法の変更時にも実施し、潜在する危険を洗い出し、確実な対策を行い、災害未然防止を図っています。

業務災害撲滅運動

新入社員の受け入れ教育や職場の受け入れ教育を通して、労働安全衛生法に則った内容や会社・職場のルールについて教育を行っています。また、職場の朝礼を通じてワンポイント教育を行う等、社員の教育に注力して取り組んでいます。安全パトロールでは、毎月職場毎にテーマを決め、危険の洗い出しを行うだけでなく、指摘された課題を全体で共有する等、安全活動の底上げを図っています。

交通災害撲滅運動

月1回の定期交通指導を行い、通勤者や地域の方への交通安全意識啓発を図っています。また、各職場では、「つながるコミュニケーション」を合言葉に、帰宅する社員に管理監督者や社員同士で気を付けて帰宅するよう声掛けを行い、笑顔で帰れる環境を促進しています。冬用タイヤ交換のお願いや全国運動にも積極的に取り組む等、社内独自のテーマを決め、交通災害撲滅に貢献しています。

産業医面談

健康相談室では、体調不良者の対応だけでなく、産業医による過重労働者面談、海外渡航前面談、復職後面談、メンタルヘルス相談、保健指導などを行っています。面談者の心身の状況を丁寧に聞き取り、必要時職場と業務の調整を行うなど、従業員が安心安全に働ける環境づくりに取り組んでいます。

メンタルヘルス

全社員を対象に年1回ストレスチェックを実施しています。高ストレス者には、産業医・保健師による面談や、社外の臨床心理士による面談を案内し、不調者の早期発見と悪化防止に努めています。また、働きやすい職場づくりのため、組織別の結果分析も行い、社外心理スタッフによる拠点別・組織別の分析結果の説明会・ヒアリングを行い、個別の課題を抽出し改善活動に取り組んでいます。